皆さんメリークリスマスです!

こちら韓国ではキリスト教徒がたくさんいらっしゃいますので、クリスマスはれっきとした宗教行事の日です。

「聖誕節」と呼ばれていて、祝日の公休日です。

主語がないんですね。そして聖がついている。誰が生まれたかは説明しなくても当然でしょ扱いです。

「節」は、節目の意味ですかね?確かに西暦が始まった、BC ADの節目ですが。


ちなみにお釈迦様の誕生日も休日ですが、主語がありまして「釈迦誕生日」という名称の休日です。



さて土、日、そして今日はクリスマスと3連休なのですが、ではみなさん会って遊べるかというと、

「クリスマスミサがあるので」と忙しかったり、そもそもそういう浮わついた日ではない、まさに清く厳粛な期間だったりとか、

また職場でクリスマスツリーやクリスマスの装飾をするにも、

「わたしは仏教徒なので」とあんまり乗り気でなかったり、とか

しっかりと宗教色が漂います。



先日仏教徒であることが判明したわたしの友達2人に季節の挨拶で「メリークリスマス」とトークを送ろうかと思いましたが、

はて仏教徒にメリークリスマスでいいんかなと、今さらふと考えました。

メリクリトークを送ったら、メリクリが返ってきました。ああ別にいいんだな。




有名なお寺の近所に住む同僚の話によると、夕べは道が混んでいたそうです。


クリスマスイブにお寺への道が混む?


なんか行事があったんでしょうかね。年末行事とか?




つけたし

調べて見ました。

有名なお寺なのですが、毎年12月の一週間、連日有名なお坊様がかわりばんこに法話をなさっており、最終日が12月24日でした。

全国から熱心な仏教徒が集まり、インターネット生中継およびYoutube動画配信されるようです。


これはきっと、わざわざぶつけにきてますね。笑

クリスマス色に染まる世間に、お釈迦様と仏法の存在感を示す。クリスマスシーズンの盛り上がりに萎える仏教信徒に力を与える。なかなかの気概じゃないですか。

しかし25日の異教徒のお祭りは、尊重して避けてあげている。笑

それでも24日の夕べと25日と、どちらがよりきよしこの夜なのかといえば、

きわどいところで攻めてますよ。笑


(あ、でも意外に動画再生数はのびてないな。熱心な仏教徒はYoutube動画をみるような年齢層ではないかも。)